3月10日(水)
朝

7時22分起床。
朝ごはんまで時間があったので、
髭剃りとかも兼ねて朝風呂に入った。

朝ごはんは弁当形式だった。
品数も多く、味も美味しかったが、量が多い。
朝食にしてはなかなかヘビーな量。
普段、朝食は食パン一枚の私からすれば倍くらい。
なんとか食べ切ったが、朝からこの量はキツいて。
おそらく、コロナ前はバイキングの形を取っていたのだろうが、
食べる量に個人差が出やすい朝食において、
バイキング形式は有能だと知った。
朝ごはんの後は、少し部屋で寝てから送迎バスで最寄り駅まで送ってもらった。
次の目的地は尾道。
それから2時間くらい電車に揺られた。
電車での時間は、主に前日の分の日記を書いてた。
旅行中に旅行の日記を書くのは不思議な気分だった。
前日のことなのに、すでに遠い過去のことのような気がした。
あと、なんかバイト先の派遣会社から着信があったが、
旅行中だったので無視した。
昼
尾道駅に着くと、思ったより都会で、人も多くてびっくりした。
天気は快晴、お出かけ日和。
とりあえず尾道ラーメンが食べられる店に向かった。
目的地は「朱」という店。
もともと有名だった「朱華園」という名前の店の主人が体力的に続けられなくなって、
その娘さんが開いた店だそうだ。
友達が両親から朱華園をオススメされて、
調べてみると閉店していたので、その繋がりで知った。
朱を目指して歩いていると、途中でめちゃくちゃたくさんのラーメン屋を見かけた。
そんなに尾道ラーメンって有名なんやな。
その中でも、壱番館というラーメン屋には結構並んでいた。
有名なとこらしい。
朱に着いてみると、待ち時間0で入れた。
内装とかを見てみると、だいぶ新しかったので、
どうやらまだ知名度はそれほどなかったらしい。
情報って大事やな。
SNSで調べるだけで待ち時間なしで食べられた。
とりあえず一番オーソドックスなラーメンを注文した。

結構脂っこい見た目をしているが、食べてみると案外そうでもない。
意外とあっさりと食べれた。
麺も弾力があって美味しかった。
ただ、朝ごはんの量が多かったので、少し食べるのがキツかった。

店を出た後は、近くに咲いていた桜を鑑賞して、
観光名所である山の方に向かった。
レトロな街並みを抜けて、しばらく坂道を登ると、
猫の細道というところにたどり着いた。

所々にこんな感じで福石猫が置かれてた。
福石猫は全部1人の壁画職人によって描かれているらしい。
そのまま登り続けてると、一軒の雑貨屋さんを見つけたので入ってみた。
店にはいろんな猫グッズが置いてあった。
一通り見て回ってから、友達が店から出ようとしたが、
私はなんとなく気になったので、少し引き止めた。
すると、店員さんが話しかけてきて、
店の裏にいる猫ちゃんを抱っこさせてもらえることになった。

猫の名前はアラレちゃん。
生後7ヶ月らしい。
可愛くてめちゃくちゃ癒された。
従姉妹が猫を3匹飼っているので、
お土産として、猫でも人間でも好きな香りの香水を買っていった。
資生堂とのコラボ商品らしい。
雑貨屋さんを出た後は、次の目的地に行くために尾道駅に向かった。
時間の関係上、尾道を観光しきれなかったので、
また次に行った時に全部回りたい。
次の目的地は赤穂御崎。
2時間半くらい電車に揺られた。
眠たかったので、電車の中で寝てた。
1時間も寝ないうちに眠気がなくなったので、
起きていたが、今度は友達が寝ていたのでずっとラジオを聴いてた。
電車の時間はラジオがめちゃくちゃ有能。
シンプルにおもしろいし、目を開けなくてもいいので、
眠たくなったらそのまま寝れる。
お互いほとんど話さずに目的地についた。
赤穂御崎には綺麗に写真が撮れるスポットがあるらしく、
日没前にたどり着きたかったが、
思いの外駅から遠く、日没までに間に合いそうになかったので、
結局1時間くらいしりとりしながら歩いただけだった。
グダグダやけど、おもしろかった。
キッチリ回るとこ回るのもいいけど、
私はのんびりとテキトーに回る方が好き。
なんか、安心する。
夜
電車に乗る頃には日が暮れていた。
田舎は暗くなるのが早い。
あとは、大阪に戻るだけ。
それからまた1時間半くらい電車に揺られた。
電車では、しりとりの続きをしていた。
漫画などのキャラクターを含む、固有名詞縛り。
「し」、「う」、「け」で終わる名前が多かった気がする。
大阪駅に着くまでずっとやってた。
大阪駅に着くと、8時半になっていたので、
ほとんどの飲食店が閉店していた。
9時以降も開いている店を探してみたが、なかなか見つからなかった。
最終手段として、友達がつい最近にいった台湾料理屋さんに行った。
張記というお店。
そこでビールを飲みながら、2時間ほど話した。
お店のBGMの選曲が2000年代くらいだったので、
「昔の曲ってわかりやすくていいよなぁ。」っていう話とか、
旅行の振り返りとか、そんな他愛無い話。
友達は仕事の関係上、もうほとんど大阪にいることはないので、
その分もしっかりと話した。
そーいえば、友達はスマホを席に忘れて店員さんに持ってきてもらった後、
店に預けてたバッグも忘れてて笑ったなぁ。
お店を出た後は、大阪駅でお別れした。
永遠の別れではないのだが、やっぱり寂しいもんは寂しい。
自分が乗る電車を待っている間、ぼーっとしてた。
次はいつ会えるだろうか。
次に会う時はお互い何かしら進歩してるといいな。
家に帰った後は、疲れて眠たかったので、
お風呂に入ってすぐに寝た。
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