11月9日(月)
朝

7時45分起床。
まずまずの目覚め。
みんなの物音で目覚めるので目覚ましアラームより目覚めは良い。
昨日と同じように出発の用意をして、8時半くらいに出雲大社を目指してホテルを出た。
朝ごはんは途中のSAのコンビニでからあげくんと辛子明太子おにぎりを食べた。
出雲大社まで2時間半くらいかかったかな?
その間運転手はオンライン授業をbgmとして流しながら運転していた。
ほとんど授業聞いてなかったけど、出席の入力だけしっかりしてた。
昼

出雲大社に着くとまず神楽殿で2礼4拍手1礼の作法に乗っ取って参拝した。
一般的な神社の参拝方法は2礼2拍手1礼らしい。
神社とかあまり行かないので知らなかった。

参拝したあとは近くの「かねや」という店で出雲そばのミニ親子丼セットを食べた。
出雲そばはいつも食べてるそばより弾力がありつつ歯切れが良い感じで美味しかった。
親子丼もダシが効いてて美味しかった。
そば屋とうどん屋の丼は大抵美味い。
出雲大社の後は島根ワイナリーに行った。
工場見学が無料でできて試飲コーナーもあった。
工場見学はサラッと通り抜けたが、試飲コーナーはめちゃ楽しかった。
ぶどうジュースと10種類くらいのワインを試飲でき、
どのワインが一番美味しいかを語り合った。
もちろん運転手は飲んでない。
そもそも、運転手は下戸でお酒が嫌いだ。
散々悩んで、お世話になっている先輩たちに2本、
同期で集まって飲むときのために1本買った。
ぶどうジュースも買って帰りたかったが、
大きい瓶でしか売っていなかったため断念した。
ワイナリーの後は水木しげるロードに行った。
3時間ちょっとかかる道のりだったので、途中で休憩を入れた。
運転手も了承の上で運転してもらっていたが、さすがに運転させ過ぎて申し訳なくなった。
水木しげるロードに着くと、最初に見かけたお店でなんとなくストラップを買った。
なんで買ったかわからないが、とりあえずリュックに付けた。
ぶらぶら店を回りながら進んで行くと水木しげる記念館があった。
全員水木しげるのことは「ゲゲゲの鬼太郎の人」くらいにしか思ってなかったが、とりあえず見学した。

ゲゲゲの鬼太郎のキャラクター設定のところは「ふーん。」くらいで読んでいたが、
水木しげるの人生年表は読んでいておもしろかった。
5歳のころに「人が死ぬのを見てみたかった」という理由で
幼い弟を水の中に突き落としたエピソードがクレイジー過ぎる。
ある程度頭のネジが外れてないと偉大な人物にはなれないのかもしれない。
夜
水木しげる記念館を出たところで母親からLINEがきた。
「元気か?今どの辺?」という内容だった。
私は「元気やで。今鳥取おる。」と返信した。
すると、「なにしてるん?」と返ってきた。
退屈してるのだろうと思いながら「水木しげる記念館行ってた」と返信した。
そのまま水木しげるロードをあとにして晩ごはんに向かった。
すると、母親から「電話できるんやったら電話くれへん?」と送られてきた。
私は晩ごはんを食べる店に着いてから電話した。
本当は車の中ですぐに電話をかけることができたがすぐには電話をかけたくなかった。
私はたぶん電話の内容を知っていたのだろう。
母親は泣きながら、祖母が亡くなったことを私に伝えた。
私は「なんで?」と尋ねた。
それは母親と自分に対してだった。
亡くなった経緯を知りたかったのと、
もっと早く手を打っておくべきだったという2つの意味を含んでいたのだと思う。
祖母はお風呂で亡くなっているところを一緒に住んでいる私の兄に発見されたそうだ。
手短に理由とお通夜のことを聞いてすぐに電話は終わった。
他のメンバーはすでに席についていた。
私は、祖母が亡くなってお通夜のために翌日大阪に戻らなければいけないことを伝えた。
みんなは「仕方ない。」と私を気遣ってくれたが、
すぐには元の雰囲気には戻らなかった。
晩ごはんは「すし弁慶」という少し高価な回転寿司店で食べた。
地方で数店舗だけチェーン展開している。
ネタがデカい。
ただただデカい。
いつも行ってる回転寿司の3倍くらい。
そしてうまい。
特に抑えたつもりはないが、お会計は1人2000円もしなかった。
コスパが良い。
店を出てホテルに着く頃には雰囲気は少しマシになっていた。
ホテルには7時半くらいに着いた。
ホテルを見て驚いた。
思っていたよりも100倍まとも。
実はそのホテルの素泊まり料金が1人1000円だったので、
どんなボロ宿かと心配していた。
しかし、蓋を開けてみると前日に泊まった1人4000円の宿よりよかった。
こうなってくると逆に怖かった。
そこで、なぜこの料金なのか調べてみた。
結果、研修生が働いている研修施設だから安いのではないかという結論に至った。
お風呂も大浴場でゆっくりできた。
湯船に浸かりながら1時間くらい喋っていたと思う。
うちの運転手は筋金入りのバンドリーマーのため、
同じバンドリーマーの彼女がほしいらしい。
バンドリーマーの女の子は私に連絡してくれたらその運転手を紹介いたします。
現在21歳で、バイト代わりにスロットで稼いでいます。
スロットでけっこう貯金があります。
いつでもどうぞ。
お風呂のあとは昨日と同じように大富豪をした。
罰ゲームもほとんど前日と同じだが、話のジャンルも指定された。
しばらくして、たまたま高校の卓球部の同期だった天パから連絡がきたのでみんなで電話した。
めちゃくちゃおもしろかった。
おかげで少し気が紛れた。
みんな高校から変わってない。
「みんな」と言っても電話していた6人のうち4人は同じ部屋にいたが。
今度また12月に高校のメンバーで集まることになった。
楽しみだ。
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