2021年10月31日(月)
朝
7時半ごろ起床。
先輩はまだ寝ていたので、スマホでTikTokを観て時間を潰してた。
ダダンとエースの関係性をまとめた動画を観て1人で泣きそうになってた。
9時くらいに先輩は起きた。
少ししてから先輩はもう一度寝てた。
その間に私は歯磨きと髭剃りを済ませた。
先輩が起きたら、リビングで朝ごはんを食べた。
ホットコーヒー、柿、焼き芋。
柿がやたら甘くて美味しかった。
熟し方がちょうどよかった。
食べながら先輩とその父親は三重県沖の密漁について話してた。
今でも結構密漁が蔓延っているらしい。
朝ごはんの後は、先輩の家を出た。
非常に快適だった。
これまでの旅で過ごしてきた中で一番快適だった。
みんながとても温かい。
「また遊びに来てもいいですか。」と聞いたらOKされたので、また遊びに行きたい。
家を出た後は、先輩に観光地を案内してもらった。
まず夫婦岩。

写真の撮り方がこれであっているかわからないが、ちゃんと撮れた。
もっとズームして撮るべきだっただろうか。
その後、奥の参拝場所で参拝してから車に戻った。
昼
次に向かったのは、鈴木水産。
三重で海産物を食べるにはココが最適らしい。
他にももう一つ選択肢があったらしいが、そっちは量が多いから普通の量の鈴木水産になったそう。

デラックス日替わり定食。
これで1600円くらいなので、かなりお得。
先輩に奢ってもらった。
めちゃくちゃ美味しかった。
普段苦手なホタテも美味しく食べられた。
食べながら先輩の仕事の話を聞いてた。
先輩は銀行員をしているのだが、銀行員には銀行員の苦労があるそう。
楽な仕事なんてないんやな。
店を出た後は、伊勢神宮に向かった。
伊勢神宮は以前サークルの合宿で行ったことがあった。
いろいろ見て回っているうちに思い出した。
伊勢神宮はまでは結構な距離があって疲れた。
気温が高かったので普通に汗をかいた。

先輩曰く、伊勢神宮は参拝できることそのものが幸運なので、
御神籤が無かったり、お願い事ではなく感謝するという違いがあるそうだ。
今まで何も考えず参拝していたので、いいことを聞いた気がした。
参拝を終えたら、ヒッチハイクをするためにおかげ横丁の近くの駐車場の前に行った。
流石にかなり疲れていたので、しばらくベンチに座って寝てからヒッチハイクを始めた。
先輩とはそこでお別れした。
お別れしたと言っても、先輩はしばらく離れたところでヒッチハイクの様子を見ていたが。
観光地で、しかも休日なのですぐに見つかるかと思っていたが、
全く声をかけてくれる気配がなかった。
予想外だったが、少し考えると理由はなんとなくわかった。
一見人が多くて余裕そうに見えるが、
家族連れやカップルが多く、余所者は乗せてもらえない。
仮に乗せてくれる気はあっても、家族連れの場合には車が満員であることもある。
そのため、観光地は意外とヒッチハイクに向かない。
これが2時間くらい人の流れを観察して出した結論。
その後日没まで1時間くらいあったが、もう場所を変える体力も気力も残ってなかった。
すると、別の先輩たちが近くまで来ることを知らされたので、
捕まらなかったときにはそこに合流することにした。
夜
結局捕まらなかったので、電車で先輩がいるところまで行って合流した。
メンバーはサークルの先輩2人と、そのうち1人の彼女さん。
先輩の彼女とは初対面ではなかったものの、話すのは初めてだった。
この3人は仲良しトリオで、ノリがぶっ飛んでいた。
いつも集まってから目的地を決めるらしく、
ハロウィーンだから渋谷に向かうという意見も出てて驚いた。
みんな当たり前のように話しているから、めちゃくちゃビックリして何も話せなかった。
勢いの凄さに圧倒されたことを先輩たちに伝えると、今日はみんな元気がない方だと言われた。
元気がある時はどんな事態になるのだろうか。
最終的に、先輩の1人が名古屋で働いているから名古屋に送迎するだけになったが、
それでも私からすれば頭がおかしい。
先輩カップルは大阪と滋賀勤務で、次の日仕事。
無尽蔵の体力。
それとも、常に感情が体力を上回っているのだろうか。
運転中はずっと喋ってた。
月一回はあってるらしく、年末年始に会う予定を合わせていた。
先輩たちに「会わない」という選択肢はなく、まずどこで何をしたいかといった議論が進む。
そうやって議論をしている先輩たちを見ていると、羨ましく感じた。
それぞれがそれぞれを必要としている。
そしてそれは依存という関係性ではなく、尊重し合える対等な関係。
少なくとも私にはそう見えた。
晩ごはんは、途中のモスバーガーでいろいろ買ってみんなで食べた。
その後、また名古屋に向かった。
車内では、精密性格診断テストをしてみんなで見せあったりしてずっと楽しかった。
名古屋の先輩の家に着いたら、少し家に上がって喋ってた。
先輩の家は、私が上がった男の家の中では圧倒的に綺麗に整頓されていた。
結構な広さのある部屋だったが、パッと見た感じめちゃくちゃ綺麗。
人となりが見て取れる。
先輩は普段おちゃらけているが、他人の感情を読みとり、
それ応じた対応をすることに長けている、視野の広い人間だ。
ただ配慮するだけでなく、積極的に周りを明るくすることもできる。
そんなことを普通の人にはできないので、尊敬している。
家を出た後は、先輩カップルと大阪に向かった。
その間は先輩の彼女さんとずっと喋ってた。
彼女さんはめちゃくちゃおもしろい人だった。
先輩同士の会話を聞いていてそれは感じていたが、
本当に誰とでも話を合わせられるコミュ力を感じた。
綺麗で、明るくて、おもしろくて、一途って完璧過ぎんか。
少しノリが良すぎる気もするけど。
話の流れで、結婚とか子育ての話になった。
先輩カップルで普通に子育ての話をしてた。
2人は結婚するんだろうなぁ。
私は中百舌鳥の快活クラブまで送ってもらった。
着いた頃には2時になっていた。
運転してもらっていた先輩はトマト農家をしているので、
お礼を兼ねていつでも労働力になることを約束してお別れした。
別れてすぐに車に財布を忘れていることに気づいた。
慌てて先輩に連絡した。
すると先輩はわざわざ戻ってきてくれた。
全力で謝ってお礼した。
先輩は長いこと運転して疲れているはずなのに、ずっと優しかった。
あの優しさを見習わねば。
快活クラブに入ったら、すぐに寝た。
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