2021年10月29日(金)
朝

5時00分起床。
自分の目覚ましでバッチリ起きた。
やっぱり快活クラブの方が床が快適。
とりあえず少しダラダラしてから、6時になったら店を出た。
前日に乗せてもらった人から教えてもらったやり方をするか、
自分の考えを貫くか迷ったが、前者は電車を使う前提なので、自分の考えですることにした。
途中で朝ごはんを食べたりしながら徒歩で国道を目指した。
途中でハンバーグで有名なさわやかを見つけたので、昼まで捕まらなかったら食べるつもりでいた。
歩き始めてから1時間くらいでヒッチハイクができそうな場所を見つけた。
とりあえず「豊橋方面」掲げて様子見してたら、30分もたたないうちに大型トラックが停まった。
トラックは停まらない前提でやっていたのでびっくりした。
運ちゃんは大阪の人で、地元もまぁまぁ近かった。
なんとなく気が向いたから乗せてくれたらしい。
ヒッチハイクのこととか、自分のこととかを色々話してたらすぐに着いた。
降ろしてもらったのは、潮見坂という道の駅。

長距離運転をする人がよく立ち寄る場所として前日に乗せてくれたおっちゃんから聞いていたが、
徒歩で行ける距離ではないので、行くことはないと思っていた。
ここまで来れば豊橋まではすぐ。
とりあえず休憩するためにベンチに座ろうと思ったら、
横でコーヒー豆をジョリジョリ砕いてコーヒーを炊く準備をしている兄ちゃんがいたので、
思わず反射的に声をかけてしまった。
すると相手も私のスケッチブックに気づいて興味を持ってきた。
名前はワタルさん。
出身は大阪で、地元がめっちゃ近かった。
前日まで大阪人に会ってなかったのに、この数時間だけで2人。
家まで近づいてきた証拠か。
セレッソ大阪のファンで、埼玉まで応援しに行くために前日からバイクで東海道をひた走ってたそう。
その道中でちょうど景色のいい道の駅を見つけて、朝ごはん代わりのコーヒーを炊いていたらしい。
お互い変なことをやっているので、気が合った。
ヒッチハイクの話から、仕事の話、マッチングアプリの話など、ずっと喋ってた。
昼
気づいたら昼ごはんの時間になっていたので、そのまま一緒に潮見坂で食べた。

しらす丼と海苔蕎麦のセット。
しっかりとワタルさんに奢ってもらった。
しらす丼がめっちゃ美味かった。
普段しらすを食べないので、どれくらい良いのかはわからないが、間違いなくおいしかった。
海苔蕎麦も普通に美味しかった。
食べながらずっと話してて、食べた後もしばらく喋ってた。
会話の流れで、宗教に加入した時にもらった数珠を見せようとリュックを漁ったら、
数珠はどこにも見当たらなかった。
たぶん何処かの快活クラブで忘れたのだろう。
必要なさすぎて無くしたことにすら気づかなかった。
持ちネタとして優秀なアイテムだったのに。
結局ワタルさんと2時間半くらい一緒にいた。
LINEも交換した。
別れた後は、道の駅の出口で「名古屋方面」を掲げてた。
長距離トラックが結構停まっていたのですぐに捕まるかと思ったが、
意外と捕まらなそうなので、「豊橋方面」に変更した。
すると、すぐに一台停まった。
夫婦とその母親で3人乗りだった。
最初にヒッチハイクのスタート地点を聞かれて、
「札幌です。」と答えたら、めちゃくちゃびっくりされた。
たぶん関東あたりを予想していたのだろう。
私は自分が思っているよりもすごいことをしているのでは。
その後もヒッチハイクのことを結構聞かれた。
そんなに積極的に話しかけてくる感じでもなかったので、かなり眠たかった。
そうこうしているうちに豊橋に着いた。
車を降ろしてもらった後は、コンビニで飲み物を買って少し休憩した。
疲れた身体に三ツ矢サイダーが染み渡った。
そしてまたヒッチハイクする場所を探して歩いた。
大通り沿いに降ろしてもらったので、すぐに場所は見つかった。
早速「名古屋方面」を掲げていたら、10分もしないくらいで一台停まった。
最速かもしれない。
停まってくれたのはおじいちゃん。
今までも何人か乗せたことがあったらしい。
おじいちゃんはほとんど何も喋らず、歴史のある場所を通った時だけその説明をしてくれた。
BGMが「蛍の光」みたいな、音楽の教科書に載っているような曲ばかりだったので、
高速道路に乗っている間は眠気でかなり辛かった。
おじいちゃんは名古屋駅の手前で降ろしてくれた。
その後は、小牧市にいる中学、高校の先輩の家に向かった。
流石にそこまでは電車を使った。
ただ、降ろしてもらった場所が栄駅から5つくらい手前の駅の近くで、
そこから家の最寄りまで向かってもよかったが、
自分的に電車を使いすぎるのは嫌だったので、栄駅までは歩いた。
1時間弱くらいかな。
夜
先輩の部屋があるマンションに着く頃には日が落ちていた。
先輩はまだ仕事中で、先に部屋に入っていてもいいということだった。
裏口からなら入れるそうだが、扉に手をかけたらロックされていた。
なので一旦日記を書いて先輩が帰るのを待つことにした。
すると、先輩から「よじ登れ」というLINEがきた。
確かに最初見たとき、よじ登れそうだと思ったが、
「まさかそんな頭の悪いことを前提にしないだろう。」とも思った。
先輩は頭が悪かった。
まぁ普通に実行したけど。
そのまま部屋に入ってダラダラしてた。
先輩の家はホコリだらけで物もほとんどなく、生活感がなかった。
しばらくすると、先輩が帰ってきた。
その後すぐに晩ごはんに連れてってくれた。
私が肉を所望したので、焼肉を奢ってくれた。

会うのはほぼ1年ぶりくらいだったが、何も変わってなかった。
豪快で、懐が深く、たまにめちゃくちゃしょーもないことを言う。
今も施工管理の仕事を続けていて、現場ごとに違う地域に移り住み、
ほとんど休みなく働いているそうだ。
高校の部活メンバーの話もした。
みんな結構バラバラになったこともあり、
今どこで何をしているかもわからない人もいっぱいいるので、また年末に集まりたい。
晩ごはんの後は、先輩の家に戻ってシャワーを浴びたりしてダラダラしてた。
会社から支給された部屋なので、電気・ガス代等全部タダ。
その恩恵を使ってしっかり湯船を張って、お湯は垂れ流し。
使い放題とはいえ、ここまで派手に使う人はそうそういない。
先輩の寝る場所は押し入れ。
ドラえもん。
押し入れの中に布団を敷いて、前にタブレット置き、動画を観ながら寝るらしい。
私は余ってる布団を貸してもらって寝た。
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